チェンマイの青年とコミュニティにパワーを
Title:タイ北部にあるチェンマイ県は山岳地帯で、生物の豊かな多様性と豊富な水資源を有しており、この地域を流れるいくつかの主要な河川流域のひとつとして重要な役割を果たしています。
この水源は地元コミュニティの農業での生計と食料安全保障を支えており、これは県の人口の5分の1を占めています。しかし、常に水不足と水質汚染のリスクにさらされており、コミュニティの存続と生活様式の維持を安定させるため、この大切な資源の保護は極めて重要な意味を持っています。
ここでのWater Schoolプログラムは、Swarovski財団とRaks Thai財団が提携して行っており、地元の関係者や青年と協力して認識度を高め、地元のコミュニティに活力を与え、その地域でのサステナブルな水管理の実践を促進しています。これらの活動は、コミュニティの生活を守るだけでなく、水関連の危機に対するレジリエンスを向上させ、次世代のためにサステナブルな未来を築くためにも役立ちます。
2016年以来、Water Schoolプログラムはタイに大きな影響を与えており、19の学校とコミュニティで3,000人以上の子どもたちを教育しています。また、このプログラムには5,000人以上のコミュニティメンバーが参加しただけでなく、200人を超える教師に対する貴重なトレーニングも提供することで、水に関するさまざまなトピックについて次世代を教育するために必要なツールと知識を提供しています。
現在Swarovski財団では、地元の教育地区事務所と協力して将来に向けて、Water Schoolのカリキュラムの範囲を地域内のすべての教育地区に拡大することを目指しています。



タイでのSwarovski財団
Title:2022年11月、Swarovski財団はタイを訪問して長年のパートナーであるRaks Thai財団とTeach for Thailandと会談しました。
この訪問の目的は、中心的な立場にある関係者と関係を深め、タイにおけるSwarovski財団の取り組みに対する認識度を高めることでした。単に経済的支援を提供するのではなく、不平等をなくすための教育を通じて持続可能な生計手段の促進するよう励ますことで、一人一人にパワーを与え、Swarovski財団のミッションの賛同者になってもらえるよう促すことに重点を置いていました。
具体的な活動として、Swarovski Manufacturing Thailandにおけるプレゼンテーションへの参加、学生や教師、慈善団体のパートナーとのステークホルダー・エンゲージメント、Teach for Thailandの学校でのボランティア活動、そしてもちろんWater Schoolプロジェクトのモニタリングをおこないました。
この訪問を通して主要なステークホルダーと協力し合い、意識を高め、積極的に活動に参加することで、Swarovski財団と地元コミュニティとのつながりがさらに深まり、各イニシアティブによる具体的なインパクトを明らかにすることができました。こうした教育面での取り組みを通し、Swarovski財団とパートナーは不平等をなくす努力を続けています。
