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SCS ANNUAL EDITIONS 2019

パワフル、俊敏、偉大なる母性…。絶滅危惧種のアムールヒョウは多彩な魅力にあふれています。この稀少な生き物をスワロフスキー・デザイナーのハインツ・ターバーツホーファーが美しいクリスタル・クリエーションに表現しました。

世界で最も稀少なネコ科動物

最新の調査によると、現存する野生のアムールヒョウは100頭を下回り、世界で最も稀少なネコ科動物となっています。私たちが守るべきアムールヒョウについて簡単にご紹介しましょう。

アムールヒョウはロシア、中国、北朝鮮に広がる山間部に広く棲息していましたが、今では中国と国境を接するロシア東部の沿海地方にあるアムール川流域でのみ棲息が確認されています。
稀少な動物ではありますが、アムールヒョウはその美しい模様で簡単に識別することができます。ロゼットと呼ばれる斑点模様は他のヒョウよりも間隔が広く、季節によって体毛の色と長さが変わるのもアムールヒョウ独特の特徴です。
アムールヒョウは身体能力が非常に高く、最高速度は時速59キロ。水平方向に6メートル、垂直方向に3メートルのジャンプ力を誇ります。
いつもは寡黙ですが、縄張りを主張する時には軋むようなしわがれた声を上げます。また餌を食べる時にはネコ科らしくゴロゴロと鳴くこともあります。
2014年、若いメスのアムールヒョウが単独で森の中を跳ね回る様子がインターネットで紹介され、センセーションを巻き起こしました。「ベリー」と名付けられたこのアムールヒョウは後に2頭の赤ちゃんを産みました。
一般的なヒョウは群れを作ります。英語ではヒョウの群れを「leap」と呼びますが、アムールヒョウの群れを表す英語の言葉はありません。これはアムールヒョウが単独行動を好むためと言われています。