スワロフスキークリスタルパートナープロダクト スワロフスキーの世界

インタビュー:SWAROVSKI COLLECTIVE最優秀賞のFAUSTINE STEINMETZ

スワロフスキーがロンドンのアトリエでSteinmetzにインタビュー

反骨心と革新マインドと才能にあふれるFaustine Steinmetzは、ファッションにおける独創的なクリスタル使いが評価され、2017年Swarovski Collective最優秀賞を受賞。ラグジュアリー分野でデニム素材をダイナミックかつ挑戦的に使ったコレクションは、サステナビリティや企業の社会的な責任への配慮もなされています。Steinmetzは2017年春夏と秋冬の1年間にわたってスワロフスキーからクリスタル素材と経済的な支援を受けました。さらに今後も技法や製法、素材などの研究を続けられるよう、最優秀賞の賞金として2万5000ユーロが授与されました。
スワロフスキーは、未来を予感させる作品を生み出しているSteinmetzのアトリエを訪問。ユニセックス・クロージングの新たな境地を開く創作プロセスや、デザインが環境に与える影響などについて話を聞きました。

2017年Swarovski Collective最優秀賞を受賞した感想を聞かせてください。
また今回のコラボレーションで得られたのはどのようなことですか?


とても感動しました。特に、自分のやっている仕事が正しいと認めてくれる人が業界の中にいたということに喜びを感じています。ひとりのデザイナーであるからには自分の作品とブランドに自信を持っていなければなりませんが、不安になることもあります。だからこそこのように認められることは重要です。スワロフスキーがファッションにおけるクリスタルの可能性を広げるためにデザイナーを信頼し、挑戦を促してくれるのは、本当に素晴らしいことです。
私たちのブランドは、クチュールブランドがドレスを扱うようにデニムを扱った最初のブランドのひとつで、特別な位置づけにあると思います。デニムは庶民的な製品であるため、ラグジュアリー分野で地位を認められるのは簡単ではありません。ラグジュアリーデニムはかなり新しいコンセプトなのです。スワロフスキーとコラボレーションすることで高度な技術に触れ、それをデニムに使うことができました。

コレクションではスワロフスキー・クリスタルをどのように使いましたか? 
その結果コレクションにどのようなメリットが加わりましたか?


春夏も秋冬も手作り感あふれるコレクションになりました。春夏では、デニムが何百年も前から存在していて、クリスタルがそこから生えてきたような感覚を大切にしました。手でペイントしたクリスタルをパンツに手で縫いつけて、まるで大きな石のような立体的な装飾にしました。同じアイデアを靴にも使い、足の上にクリスタルの石がゴロゴロしている感じを出しました。
秋冬もこの流れを受けて、デニムスーツにクリスタルを何千個も使った刺繍を施しました。7人の職人が3週間かけて完成させたもので、とても刺激的でした。クリスタルの美しさと垂れ下がった糸のほつれた感じがコントラストを作り出しています。

デニムの新たな可能性を追求するコレクションですが、デニムが重要な媒体になったのはなぜですか?

デニムなら私はいくらでもクリエイティブになれますが、結局はジーンズであり、世界中の人々が着ているものです。デニムは社会を映す鏡であり、21世紀のスーツだと思っているので、新しいものをどんどん作っていくことができます。私にとってはファンタジーと現実をパラレルに追求できる素材です。

倫理的なビジネスモデルを確立するためデザインプロセスをどのように変えましたか?Steinmetzさんにとってサステナビリティが重要なのはなぜですか?

私は消費されるためだけのものを作りたくありません。デザイナーとして当然のことながら、自分が作る作品はすべて特別なものであるべきで、ワンシーズンしか着られないものを量産するなど考えられません。製品のライフサイクルを長くしたい、人々が長く愛用できるものを作りたいというのが私の考えです。消費するということにある種の懸念を抱いています。
制作プロセスに関わるデザイナーとしてサステナビリティへの理解は不可欠です。倫理的基準に従った製法であること、素材のソーシングがサステナブルであることなどです。工場の労働条件や素材の来歴などについてデザイナーは責任を負うべきです。

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